企業がIP(050)電話を使用するメリット・デメリットは?実際の活用例も解説
- 「IP(050)電話って何?どんなメリット・デメリットがある?」
- 「IP電話を企業が導入する際のポイントは?」
この記事をご覧の方は、IP電話に関して上記のような疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、企業向けにIP電話のメリットや実際の活用例について解説していきます。
IP電話の導入を検討中の企業は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
- IP(050)電話とは
- 企業がIP電話を使用するメリット、デメリット
- IP電話の実際の活用例
IP(050)電話とは
IP電話とは、インターネット回線を用いた電話のことで、「050」番号から始まるのが特徴です。
インターネット回線を用いた電話であるため、通常の固定電話と比較し、以下のような違いがあります。
IP電話 | 固定電話 | |
通信 | インターネット回線 | アナログ回線 |
導入時の工事 | インターネット環境があれば不要 | 配線敷設工事が必要 |
使用場所 | インターネット環境があればどこでも | 工事した場所のみ |
通話品質 | 通信速度に依存 | 安定している |
導入費用 | 0〜3,000円ほど(ネット回線有りの場合) | 35,000円ほど |
基本料金 | 550円 | 1,500円〜3,500円 |
通話料金 | 8.8円/3分〜17.6円/1分 | 9.35円/4分〜17.6円/1分 |
これを踏まえた、IP電話の主な特徴は以下の通り。
- インターネット回線があればいい
- 導入時のコストを抑えられる
- オフィスなどの場所に縛られず通話ができる
通話品質に関してはインターネットの通信速度に依存するものの、極端に悪いケースは少ないでしょう。
総合的に、各種コストや利便性を考えると、IP電話の方が優れていると考えられます。
IP電話の音声品質が低いって本当?音声品質の良いサービスを選ぶには
企業がIP電話を使用するメリット
そんなIP電話ですが、企業が使用することによって得られるメリットは以下の通り。
- コストを抑えて電話を導入できる
- 拠点の移動や増減に柔軟に対応できる
- リモートワークや営業にも活用できる
コストを抑えて電話を導入できる
IP電話は固定電話と比較し、コストを抑えて電話を導入することが可能です。
企業として電話を導入することで、
- 信頼を得られる
- 問い合わせ窓口が増える
- プライベートと仕事の切り替えができる
といったメリットを享受できます。
拠点の移動や増減に柔軟に対応できる
IP電話はインターネット回線さえあればどこでも使用可能です。
よって、オフィスの拠点の移動や増減も柔軟に対応することができます。
固定電話だと引越し費用や工事費用がかかるため、移動が多い仕事や、オフィスを拡大していきたい企業は、IP電話のメリットを享受できるでしょう。
リモートワークや営業にも活用できる
IP電話は場所の制限がないため、リモートワーク時に使用することが可能です。
また、IP電話の中にはスマホに番号を付与できたり、社員ごとにIP電話を持たせられたりと、多様なものが存在します。
業種や目的に合わせて様々な活用方法ができますので、企業の課題によって柔軟に導入ができる点も嬉しいポイントです。
企業がIP電話を使用するデメリット
企業がIP電話を導入するメリットを解説しましたが、以下のようなデメリットもあります。
- かけられない電話番号がある
- 通信環境によっては通話品質が落ちる
- 市外局番と比較して信頼度が落ちる
メリット・デメリット、双方から導入するべきか検討してみてください。
かけられない電話番号がある
IP電話は、110番・119番などの緊急通報番号に電話することができません。
そのほか、0120のフリーダイヤルは無料でかけることができず、有料での通話となってしまいます。
0120などの番号にかける機会が多い場合は注意してください。
通信環境によっては通話品質が落ちる
IP電話の通話品質は、インターネット回線の通信速度に依存します。
通信環境が不安定な場合は通話品質が落ちてしまいますので、こちらも注意が必要です。
また、IP電話の種類によっては、停電時に通話ができない場合もあります。
市外局番と比較して信頼度が落ちる
「050」番号は市外局番と違い、あまり親しみのない方も多いです。
企業として一般消費者と接する機会が多い場合などは、一応こちらも考慮しておくといいでしょう。
IP電話の実際の活用例
ここまでIP電話のメリット・デメリットについて見てきました。
最後に、IP電話の実際の活用例を紹介します。
格安のオフィス電話として
企業として電話番号を持っておくと、何かと利点が多いです。
- あまり使用する機会はないだろうけど、一応持っておきたい
- 会社の信頼のために電話番号を掲載したい
こういった際、IP電話はリーズナブルかつスピーディーに導入することが可能です。
問い合わせの窓口としても使えますし、場所の縛りもないので、企業に1つ所持してみてはいかがでしょうか。
在宅勤務やリモートワークで
続いて、在宅勤務やリモートワーク用にIP電話を導入する活用方法も。
IP電話はPCやスマホなどの端末を用いて電話することも可能なので、
- 社員ごとにIP電話を付与し、リモートワークなどで使用
- 在宅勤務時の通信手段として、各社員にIP電話を付与
といった使用方法もありでしょう。
各人の個人携帯でやり取りしてもいいですが、公私を分けるよう工夫しないと、社員の不満にもつながります。
その対策としてIP電話を導入するのもおすすめです。
営業電話として
営業職など、社外の人間と通話する機会が多い職場であれば、営業用電話としてIP電話を導入するのはかなりおすすめです。
例えばスマホで利用できるIP電話を各営業職に付与することで、以下のようなメリットが得られます。
- 通常の電話番号と営業用の電話番号を分けて利用できるので、プライベートを守れる
- 営業用携帯を買わずに済むので、コスト削減が期待できる
- IP電話の通話料金と普段の通話料金を分けられるので、社員の不満も減らせる
営業マンそれぞれに営業用携帯を与える場合、端末のコストがかかります。
かといって社員の個人携帯を使用してもらう場合、「個人用携帯に会社の電話が来る」「休みの日も仕事の電話」「通話料金も個人の分で払っている」といった不満も生まれます。
このように、社員満足度の向上や業務効率UPのためにも、IP電話は活用可能です。
IP電話ならモバイルチョイス050
ここまでIP電話について紹介してきましたが、弊社はIP電話サービス「モバイルチョイス050」の代理店です。
モバイルチョイス050とは、社員のスマートフォンや携帯電話に050番号を付与できるサービスで、以下の特徴がございます。
- 高い音声品質:ネット回線ではなく音声回線でスムーズな情報伝達を実現。
- 公私分計:ビジネス通話とプライベート通話の料金を分けてご請求。
- ビジネス番号取得:初期費用500円で「050」番号を取得。
スマホ一台でビジネスとプライベートの使い分けが可能ですので、法人用端末は持たなくてOK。
ビジネスとプライベート分けての精算や、ビジネス番号の受付時間の調整機能などで、社員の満足度向上も期待できます。
テレワークや営業など、社員が電話をする機会が多い企業様は、モバイルチョイスの利点を享受していただけるはず。
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まとめ
今回はIP電話の概要と、メリット・デメリットについて紹介しました。
IP電話は固定電話と比較して、低コストかつ、スピーディーに導入できる点が大きなメリットです。
その中でも、社員のスマホにIP番号を付与できるようなサービスですと、テレワークや営業などで活用することが可能。
法人用端末が不要になったり、社員の満足度が向上したりと、さまざまなメリットが期待できます。
IP電話の導入を検討中の企業様は、ぜひモバイルチョイス050の利用も選択肢に入れてみてくださいね。
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