ガラケーが法人の業務用携帯におすすめって本当?スマホと比較して解説
- 「ガラケーって法人用携帯として人気なの?」
- 「法人がガラケーを社員用携帯として使用するメリットは?」
この記事をご覧の方は、「法人ガラケー」に関して上記のような疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、法人向けにガラケーを使用するメリットや、キャリアごとの特徴について解説していきます。
社員用携帯をガラケーにしようかお悩みの企業は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
- 法人がガラケーを利用するメリットと注意点
- ガラケーの利用が向いている法人・企業
- 法人ガラケーのキャリアごとの特徴
法人がガラケーを利用するメリット
業務用携帯や社員用の携帯の利用を検討している法人は多いかと思います。
その際、選択肢として「スマホ」「ガラケー」で迷うケースも多いのではないでしょうか。
よってまずは、法人がガラケーを利用するメリットを、スマホと比較して紹介していきます。
- スマホよりもコストを抑えられる
- スマホよりバッテリーが長持ちする
- スマホよりセキュリティ面が優れている
- スマホより簡単に使える
- スマホより通話品質が高い
①スマホよりもコストを抑えられる
ガラケーは契約料金が安く抑えられる点がメリットです。
キャリアによっても異なりますが、スマホと比較し、月額費用を大きく抑えられるでしょう。
特に法人での利用となると、社員の数だけ契約料金がかかりますから、かなりの金額になるはず。
また、スマホよりデータ通信料が少ないため、通信費用も節約できます。
②スマホよりバッテリーが長持ちする
ガラケーは、バッテリーの持続時間が長い点もメリット。
通信や処理の負荷が少ない分、スマートフォンに比べてバッテリーが長持ちしやすいです。
長時間の外出時や出張先での使用に適しています。
③スマホよりセキュリティ面が優れている
ガラケーはセキュリティ面においても優秀。
なぜならガラケーはスマートフォンと異なり、大量のデータを扱う機会が多くないからです。
スマホは大量のデータを扱うほか、アプリやWEBからウイルスに感染するといったリスクも想定されます。
こと機密情報を扱うビジネスにおいては、ガラケーに軍配が上がるでしょう。
④スマホより簡単に使える
ガラケーはスマホのように機能が多くありませんが、その分操作がとても簡単です。
スマホの方が多機能ではありますが、通話やメール送信などの基本的な操作はガラケーでも問題なく行えます。
シンプルながらも使いやすさにこだわった製品であるため、年配の社員等でも業務で使うことができるでしょう。
⑤スマホより通話品質が高い
ガラケーは使用用途が主に通話に絞られますが、通話品質の高さには定評があります。
なぜならガラケーは通話のために設計されており、音声通話に最適化されているからです。
一方でスマートフォンは、データ通信や多機能なアプリなど通話以外の機能に注力されており、通話品質が落ちます。
ガラケーに匹敵する音声品質のスマホ機種も近年登場しているものの、一般的にはガラケーの方が音声品質が高いです。
ガラケーの利用が向いている法人・企業
スマホと比較した際のガラケーのメリットを紹介しましたが、実際ガラケーの利用が適しているのはどういった企業なのでしょうか?
結論として、以下に該当する法人は、スマホよりガラケーの利用がおすすめです。
- 「通話・メール」機能があれば足りる
- 機密情報を取り扱っている
- 業務用携帯のコストを抑えたい
通話・メール機能しか使わないという企業や、機密情報を取り扱うことが多い企業は、スマホよりガラケーが適しているでしょう。
ガラケーはスマホより通話品質が高いことが多く、コストも低いため、高いコストパフォーマンスが期待できます。
また、年配の社員が多いような場合も、ガラケーの方がスムーズに使用できるはずです。
スマホ利用が向いている法人・企業
一方で、業務形態としてスマホの利用が向いているのは、以下に該当する企業です。
- 様々なツールやクラウドサービスを使用している
- リアルタイムでの情報確認が必要となる
- 上記+外出する機会が多い
社内でビジネスチャットやクラウドサービスなどを使用している場合、スマホでも確認できるため便利です。
しかしガラケーだと通話・メールが主な機能となるため、そういったツールを用いたリアルタイムの情報確認が行えません。
外出する機会が多い職種などにおいても、業務用のスマホがあると、常に情報確認や共有が捗るはずです。
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【法人向け】ガラケーのキャリアごとの特徴
法人携帯としてガラケーを使用する場合、以下のキャリアが選択肢として挙げられます。
- NTTドコモ:ガラケー関連のサービスが充実。セキュリティ、通話品質も良好。
- ソフトバンク:法人面のサポートが充実。通話品質はトップクラス。
- KDDI(au):ガラケー関連のサービスと法人面のサポートが手厚い。最新機種も販売。
料金やメリットなどは機種ごとにも異なりますが、キャリアごとの全体的な傾向として参考にしてみてください。
それぞれの特徴を踏まえ、法人携帯として適したガラケーを選びましょう。
ガラケーを法人が利用する際の注意点
ここまで法人向けにガラケーのメリットを紹介しましたが、最後にガラケーを利用する際の注意点を紹介します。
- セキュリティ対策を施す
- データのバックアップも行う
- 料金体系を比較して検討する
- 社内で利用するツールが対応しているか確認する
- 3Gガラケーの終了に備える必要がある
①セキュリティ対策を施す
ガラケーはセキュリティ面が優れていると解説しましたが、それは以下の理由からです。
- スマホのように機密情報を扱う機会が少ない
- スアプリケーション等を使用する機会が少なく、ウイルス感染のリスクが低い
スマホと比較して情報漏洩などのリスクは低いものの、ガラケー自体のセキュリティ対策が優れているというわけではありません。
なので、もしガラケーを使用する場合でも、お客さんの個人情報や機密情報を扱う場合には、セキュリティ対策を施す必要があります。
②データのバックアップも行う
ガラケーはスマホのように利用できるツールやアプリが少ないため、データのバックアップが難しいケースがあります。
よって法人でガラケーを使用する場合は、定期的にPCやスマホでもデータを管理したりと、意識的にバックアップを行いましょう。
機種やキャリアによってバックアップ方法も異なるため、どのように管理するか社内でのルール決めも必要です。
③料金体系を比較して検討する
ガラケーはスマホより通信料金等が安いと解説しましたが、これは端末やキャリアによっても異なります。
スマホより通信料金が高い場合もありますので、法人がガラケーを利用する際は、複数のサービスで比較・見積もりを取るようにしましょう。
割引サービス等の有無も併せて確認すると、よりお得にガラケーを利用することが可能です。
④社内で利用するツールが対応しているか確認する
ガラケーはスマホと比較して利用できるアプリが限られています。
よって、社内での使用頻度が高いアプリケーションやツールがガラケーに対応しているか、事前に確認しておきましょう。
もし対応していない場合、以下の代替案を導入してみてください。
- 社内携帯として、ガラケーではなく法人スマホを使用する
- ツールを用いない業務フローを考える
- 「BYOD」を導入し、社員の個人スマホで一部業務を行なってもらう
特に、社員自身の携帯を業務に使用する「BYOD(Bring Your Own Device)」は、導入する企業が増えています。
BYODを実施するメリットも大きいので、社員用携帯のコストを削減したいならば、ぜひBYODの導入も選択肢にいれてみてください。
「BYOD」を企業が導入するメリット・デメリット!実践する際のポイントも
⑤3Gガラケーの終了に備える必要がある
3G回線のサービスが順次終了しているため、3G回線を用いたガラケーは将来的に使えなくなってしまいます。
キャリア別の3G回線の終了時期は以下の通りです。
- docomo:2026年3月31日に終了予定
- ソフトバンク:2024年1月下旬に終了予定
- au:2022年3月31日に終了済み
また、docomoは対象機種の「FOMA」「iモード」サービスを2019年時点で終了しており、サポートは順次時終了しています。
ガラケーはコスパに優れた端末ですが、サービス期間によっては新しい端末への移行が必要になる場合があるので、こちらも注意しておきましょう。
端末費を抑えるなら「IP電話」がおすすめ
ここまで企業・法人向けにガラケーを利用するメリット等について紹介しました。
しかし、ガラケーを導入する場合、サポート期間などの不安要素もありますので、使用を迷う方も多いのではないでしょうか。
そのような企業・法人には、「IP電話」の導入がおすすめです。
IP電話サービスは社員の携帯にインストールすれば利用可能。
社員自身の携帯にIP電話アプリを入れてもらうことで、以下のようなメリットが期待できます。
- 社員は使い慣れた端末で業務ができる
- 会社の業務用携帯を使用するコストを削減できる
- 在宅やリモートワーク時も端末を利用できる
社員、企業共に多くのメリットが得られるため、BYODを実施する企業は増えています。
「仕事用の支払いも社員負担」「休日も私用スマホに仕事の電話が来る」などのデメリットはありますが、そこを解決できれば、コスパ・業務効率ともに上昇が見込めるでしょう。
コストを抑えてガラケーを導入するくらいならば、ぜひこの機会にBYODを実践してみませんか?
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まとめ
今回は法人が業務用携帯としてガラケーを使用する際の、メリットや注意点について紹介しました。
ガラケーを利用するメリットはさまざまですが、いざ導入するとなると、以下のような注意点も考慮する必要があります。
- セキュリティ対策を施す
- データのバックアップも行う
- 料金体系を比較して検討する
- 社内で利用するツールが対応しているか確認する
- 3Gガラケーの終了に備える必要がある
こうした注意点を考慮すると、ガラケーの導入ではなく、IP電話でのBYODを実施するのがおすすめです。
IP電話アプリを社員の私用携帯にインストールしてもらえば、業務用携帯のトータルコストを削減することができます。
社員の使い慣れた携帯で業務効率の向上も見込めますので、ぜひIP電話の利用をご検討ください。
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